今回は、金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』第6話を見た感想と、今後の展開についての考察をお話ししていきます。 (※動画版でも詳しく語っていますので、よろしければそちらもぜひ高評価をお願いします!)
第6話も謎が深まる展開ばかりでしたが、気になったポイントをいくつかピックアップして考察してみました。
秦野小夜子の思惑とは?真は騙されているのか?
まずは、市役所の福祉健康課の相談員・秦野小夜子が、田鎖真の話を聞いて手をトントンしている不穏な場面についてです。
あれは本当に真が彼女に心を開いているのか、それとも秦野を怪しんで「騙されているふり」をしているだけなのか、まだ読めない状況ですよね。
ただ、秦野の様子を見ていると、単にカウンセラーとして親身に話を聞いているだけには見えません。
どことなく、「自分の中で始末したい人間がいて、真の復讐心を煽ることで彼に手を下させようとしている」ような胡散臭さを感じます。
自分が直接手を下さずに復讐を果たそうとする、恐ろしい計算が働いているのではないでしょうか。
辛島ふみと「もっちゃん」のいびつな関係性
次に、町中華『もっちゃん』の店主・茂木幸輝が、母の茂木カルのことで脅されているのではないかという線についてです。
母のカルは、辛島夫婦の身の回りの世話をしており、まるで家政婦のように使われています。彼女は30年前、辛島金属工場で事務をしていました。
つまり、「銃の密造の件を知っていながら隠蔽している」可能性があるんです。
真や稔が銃の密造を知れば、辛島夫婦だけでなく母のカルも逮捕されてしまいます。もっちゃんは、その事実を盾にふみから脅されているのかもしれません。
ふみがもっちゃんの肩をトントン叩いて囁くシーンがありましたが、あそこでも「逆らったらバラすよ」といった脅し文句があったと推測できます。
以前、「ふみともっちゃんが不倫関係にあり、それを暴露されたくないから協力しているのでは?」という可能性にも触れました。
しかし、2人の会話を見ていると、ふみがもっちゃんの言葉を途中で遮るなど、かなり軽く扱っています。
ボディタッチにしても、まるで犬や猫を撫でるような感覚で、「もっちゃんなら気を遣わなくていい」という上の立場からの振る舞いに見えます。
耳元で囁かれるシーンの不穏なBGMや威圧感からも、不倫というよりは「明確な上下関係」が存在していると考えるのが自然です。
また、「昔の借金を肩代わりしてもらった恩義があるのでは?」という意見もありますが、これにも疑問が残ります。
もし借金を立て替えてもらったのだとしても、すでに返し終わっているのなら、そこまで義理堅く言いなりになる必要はありません。
「あの時返してやっただろ」と言われても、「もう返したんだから関係ない!」と突っぱねることもできるはずです。そうできないだけの「致命的な弱み(母の隠蔽)」を握られていると考える方がしっくりきます。
足利晴子が抱える過去の闇と「津田のノート」
続いて、質屋の足利晴子の動向です。 彼女は、ノンフィクション作家の津田雄二が滞在していた宿を、真たちよりも早く調べていました。もしかすると、津田が持っていた辛島金属工場の取材ノートを持ち逃げしたのは、ヤクザの五十嵐組ではなく晴子なのかもしれません。
さらに踏み込んで考察すると、1995年に辛島金属工場へ放火したのも彼女だったという線も浮上してきます。密造銃によって自身の母と弟を殺された晴子が、銃を製造していた工場の関係者全員を憎んで犯行に及んだとも考えられます。あるいは、新聞記者時代にすでに何らかの形で復讐を果たしており、それが理由で記者を辞めたという可能性もありますね。
津田雄二の失踪理由と、内通者・小池の影
30年前に失踪した津田雄二ですが、彼が姿を消したのは五十嵐組から逃げるためだったのでしょう。
銃の密造を暴露したかったものの、出版社が五十嵐組に脅されて刊行できず、各地を逃げ回っていた。そして最近、ほとぼりが冷めたと考えて関東に戻ってきたのだと思います。
しかし、今さら本の出版は難しいため、せめて辛島ふみに「工場での密造の証拠を記録したノート」を買い取らせて、生活の足しにしようとしたのではないでしょうか。
また、稔が「まずいことになった」とメッセージを送っているシーンがありました。
五十嵐組を捜査しようとした直前でトラブルが発生したようですが、これは警察内の内通者が情報を漏らしたとしか思えません。
おそらく小池が情報を漏洩させ、五十嵐組が先に対策を取ったため捜査が空振りしたのだと推測します。やはり小池の存在はかなり怪しいですね。
次回予告から読み解く今後の展開
次回の予告では、真が秦野小夜子に苦悩を打ち明けている最中、容疑者の宇野が死亡するという衝撃の展開が待っています。
現場に駆けつけた真は、稔の話もろくに聞かずに宇野の死を「自殺」だと断言。いつものぶっきらぼうさとは違う投げやりな態度に、稔や詩織も不審感を抱くようです。
真が小夜子と話した直後から様子がおかしいこと、そして直近の殺人事件の被疑者が「全員小夜子のもとへ相談に訪れていた」という事実から、ついに稔たちは小夜子に殺人教唆の容疑をかけて捜査を進めます。
さらに、津田のノートが見つからない中、晴子のもとへある人物が訪れるシーンも……。
いよいよ点と点が繋がり始め、物語が大きく動き出しそうです。次回も絶対に見逃せませんね!
キャスト・主要人物・スタッフ・主題歌
田鎖真(たぐさり まこと) 演 – 岡田将生(幼少期:野田悠月)
田鎖稔(たぐさり みのる) 演 – 染谷将太(幼少期:金子拓真)
周辺人物
宮藤詩織(くどう しおり) 演 – 中条あやみ
石坂直樹(いしざか なおき) 演 – 宮近海斗
田鎖朔太郎(たぐさり さくたろう) 演 – 和田正人
津田雄二(つだ ゆうじ) 演 – 飯尾和樹(ずん)
辛島貞夫(からしま さだお) 演 – 長江英和
竹内恵美(たけうち めぐみ) 演 – 赤間麻里子
桐谷千佳(きりたに ちか) 演 – 内田慈
神楽健介(かぐら けんすけ) 演 – JP
茂木幸輝(もぎ ゆきてる) 演 – 山中崇
辛島ふみ(からしま ふみ) 演 – 仙道敦子
足利晴子(あしかが はるこ) 演 – 井川遥
小池俊太(こいけ しゅんた) 演 – 岸谷五朗
日向伸也(ひゅうが しんや) 演 – 池下重大
茂木カル(もぎ かる) 演 – 三谷侑未
田鎖由香(たぐさり ゆか) 演 – 上田遥
スタッフ
脚本 - 渡辺啓
演出 - 山本剛義、坂上卓哉、川口結
音楽 - 富貴晴美
主題歌 - 森山直太朗「愛々」(ユニバーサル ミュージック)
撮影監督 - 宗賢次郎
撮影 - 加藤春日
警察監修 - 鳴海達之
法医学監修 - 鵜沼香奈
プロデュース - 新井順子
編成 - 高柳健人、吉藤芽衣
製作 - TBSスパークル、TBSテレビ







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