元ジャニーズJr.の田中純弥さん(43) 飯田恭平さん(37)両名がジャニーズを提訴されました
米裁判所で性加害の損害として460億円求めています
今回はアメリカの司法制度で立証できる可能性を探ってみたいと思います。
事件の概要
元ジャニーズJr.の田中純弥さんと飯田恭平さん
スマイルアップ社や藤島ジュリー景子代表取締役など旧ジャニーズ事務所の元幹部を相手取り
未成年時代の性的虐待を理由に損害賠償を求める民事訴訟を米国ネバダ州の連邦地裁に提訴されました
元キスマイでもある飯田恭平さんはジャニー喜多川氏による性加害について話されています
事務所に入った13歳の頃から、5年間に及んだといいます。
その中にはラスベガスのホテルに滞在した際、ジャニー喜多川氏から性被害を受けたとしています
この事から米国での裁判所に提訴されたのでしょう
飯田さん
「(性加害は)数十回ではおさまらないです。そこから定期的にずっと続いていた」と述べています
アメリカ司法での立証の可能性
時効の問題はクリア
ネバダ州では、未成年に対する性的虐待には時効がありません。
事件から長い年月が経過していても、訴訟を継続することができます。
管轄権の問題
被告側は日本在住を理由に米国裁判所の管轄権を否定しています
しかし、犯罪行為がネバダ州で行われたとされているため、裁判所が管轄権を認める可能性は十分にあります。
証拠収集のチャンス
アメリカの司法制度では、日本と比べてはるかに広範囲な証拠開示(ディスカバリー)が認められています。
被害の実態を明らかにする機会が増えると見込まれます
具体的な被害状況の記載
訴状には、被害を受けた具体的な日付、場所、状況が記載されています。
詳細な情報は立証に役立つ可能性が高いです。
訴訟の目的
原告側の弁護士は、この裁判を通じて被害の実態を明らかにしたいと述べています。
「アメリカで起きた犯罪と同じ水準の補償を受ける権利がある」とも主張しています。
課題
以下のような課題も存在します:
- 国際的な執行力の問題:仮に勝訴しても、日本の企業に対する判決の執行には課題が残る可能性があります。
- 証拠の信頼性:長期間経過していることから、物的証拠の収集や目撃者の証言の信頼性が問題となる可能性があります。
まとめ
アメリカの司法制度の特徴を活かした立証の可能性は高いです
国際的な要素を含む複雑な訴訟となることが予想されます。
この裁判の行方は、芸能界の闇に光を当てる可能性を秘めており、今後の展開に注目が集まっています。
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