12月17日午後、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポク)汝矣島(ヨイド)のKBSホールで「2021 KBS歌謡祭」が開催。生放送の番組では様々な企画が行われていた。
TOMORROW X TOGETHERとENHYEPNは、H.O.T.の「CANDY」、SECHSKIESの「男の行く道」、RAIN(ピ)の「悪い男」、SE7ENの「COMEBACK TO ME」、東方神起の「MIROTIC」、BIGBANGの「BANG BANG BANG」、EXOの「Growl」、BTSの「FIRE」のカバーステージ
同日日テレのMUSIC BLOODではJO1がBIGBANGの「FANTASTIC BABY」のカバーを披露した。
ENHYPENのNI-KIがカッコよかった
今回の 「2021 KBS歌謡祭」が開催。ではK-POPの歴史の中でも一時代を築いたアーティストを振り返る内容となっていた。ENHYPENのNI-KIがかなり格好良くなっている。ダンスもキレッキレで圧倒されっぱなしである。
一瞬どの人がNI-KIなのかが分からないぐらいであった。最近になってデビューし始めたボーイズグループの中には、ほとんどの確率と言ってもいいぐらい1グループに一人か二人は BIGBANG が好きということを公言しているメンバーが見受けられる。
それだけ世の中に対して与えた影響が大きかったということも認識していただけに、今回のパフォーマンスからも本当に彼らがBIGBANGを好きということが伝わってきた。そしてその愛ゆえにあれだけの高いクオリティのパフォーマンスにもつながっているのだろう。やらされた感というものがなく、本人たちの意思としてもやりたくてやっているパフォーマンスということだから、より一層力も入っているのかもしれない。
JO1もFANTASTIC BABYを披露
こちらも圧倒的なクオリティーとなっている。
曲を披露する前にはJO1自身が BIGBANG を選んだ理由などを話されていた。いかにそのグループから影響を受けたのかを話していることからも、その愛の深さを感じることができる。川尻蓮くんも以前にBIGBANGを好きということを西日本新聞にて話している。
BIGBANG(ビッグバン)のダンスビデオとか見て「ああ、いいなあ」と思っていましたね。
西日本新聞 6000人勝ち抜き「JO1」デビュー 川尻蓮さん「いつか博多公演を」2020/3/21 14:42
JO1 の中には木全 翔也、鶴房 汐恩、大平祥生とラップ担当も存在している。それだけに、今回披露したパフォーマンスは曲調と彼らのラップがマッチしている。その存在感が普段以上に重要な役割を示している。
奇しくも同じ番組にて披露していた曲というのが「僕らの季節」であった。こちらの曲はウィンターソングでセンターは白岩瑠姫が務めている。この曲自体はどちらかと言うと爽やかさのあるポップさもある曲となっているのに対して、今回のカバー曲はそれとは違った感じの勇ましさもあり、全く別のテイストと表現してもいいぐらい二つの曲のギャップというものがある。
このことからも同じ番組で2曲披露したことで JO 1の幅の広さ表現力の高さなども見せしめた。これによって注目を浴びることにもなる繋がるだろう。いわゆる王道的なアイドルソングとは別の方向性も提示したことで J O1はこういうことも出来るんだということを多くの人に広く認識してもらったことは彼らがより一層チャンスを広げるきっかけにもなるのかもしれない。
映画「未完成」やAmazon プライムにてドラマを公開する事が既に決定している。それは2022年3月。おそらくその映像作品に合わせて新曲も発表されるので、その時には、映像作品に合わせた曲というものが作られるだろう。
しかし今回提示した BIGBANG のカバー曲などを見ると、他の可能性というのもあるのかもしれないということがにわかに囁かれている。そのようなことからも次の次の曲では、いわゆるゴリゴリ系と呼ばれる曲が、JO1の新曲に使われるのかもしれない。そのような日が来ることが楽しみでもある
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