日本のダンスレベルは近い将来、飛躍的に向上することが予想される
その訳は、JO1やINIを生み出したLAPONE(ラポネ)エンタテインメント取締役の張赫珍(チャン・ヒョクジン、장혁진)が、韓国のメディア「毎日経済(매일경제)」の2022年1月26日配信のインタビュー記事
そして2月4日発売の日経エンタテインメント! 2022年3月号にてLAPONE社長の崔信化(チェ・シンファ)社長のインタビュー記事
この2つの記事は、JO1が韓国合宿を経て飛躍的にダンス技術を向上させたという説明がされている。
今回は上記2つの記事と、LAPONE BOYS(ラポネボーイズ)チャンネルで練習生が「【INIファンミーティング見学】半年ぶりの再会|LAPONE BOYS」で、半年ぶりにINIのメンバーと再開した動画などの発言から、日本のダンスレベル向上の展望を記していく
オーディション番組も開催したLapone(ラポネ)エンタテインメント事務所
まずは、過去数年の日本のダンスレベルの展望は決して明るくはなかった。
少々心地のいい話ではないが、これは何も悲観論ではなく、現状の日本の立ち位置を認識してから、本題に入る方が、より理解を得やすいと思われての説明なので、少しばかり付き合っていただきたい。
以下はBMSG社長でもあり、2021年にオーディション番組「THE FIRST」を主催したSKY-HIがクラウドファンディングに参加した人に配られたZINE(小冊子)からの一文である。
ダンスボーカルといえば K-POP という時代になってから随分と経った。
THE FIRST SPECIAL PICTURE ZINEより
特にクオリティと手数の多さでは大きく水を開けられてしまった。
僅か10年程で、である。
次の10年で本気で追いついて、日本から世界へ新しい風を巻き起こすつもりである。
このような発言に衝撃が走る人も少なくないだろう、第一線で活躍している人物の認識としても、そのように見えているということは、いくらかは実情に沿った認識と判断して間違いはないだろう
誤解しないでいただきたいのは、日本にも高いレベルのダンサーが存在する。しかしそのような人物の中には、海を渡り韓国や中国でデビューを果たした人物も存在する。
そして、日本でも吉本興業と韓国企業のCJの共同出資で生み出されたLAPONEエンターテイメントからダンスグループが生み出され、育成プログラムにK-POPのメッソドが流入してきている。
JO1やINIの練習環境の改善
「毎日経済(매일경제)」の2022年1月26日配信のインタビュー記事でLAPONE取締役のヒョクジン氏は日本での育成の難しかった過去などを語られている。
以下の2つの発言は、Google翻訳となっているのをまとめている。
ニュアンスに差異があることを予めご了承いただきたい。
記事では日本人の練習生に対して
ヒョクジン氏
機会を与えると、早い時間で成長した
と発言をしているも、ここに行き着くまでの苦労も発言している
ヒョクジン氏
日本では練習したくても、どこでどうすればよいか分からないほど、体系が取れていなかったのを、持てるようにする作業が始まった
日経エンタテインメント! 2022年3月号ではJO1の大平祥生は過去の環境では練習するのも難しかったとも発言している
大平祥生
日経エンタテインメント! 2022年3月号
JO1に入ってから成長の転機になったと感じるのは、2年目以降なんです。なぜかと言うと、住む場所の環境が大幅に改善されたから。1年目の頃は、生活音も全部聞こえてしまうような宿舎に11人で住んでいたんです。壁が薄すぎるせいで練習も全くできないし、虫も大量に出ていました。
最初のうちは環境が揃っていなかった中、何とかヒットしてスタジオなどが設立されていることを、SNS などでも報告していた
大きな転機となったのは21年1月の韓国合宿だった(中略)実際、21年春以降から 「JO 1のパフォーマンスはガラリと良くなった」という話題を耳にすることが増えていった。
日経エンタテインメント! 2022年3月号
このような韓国合宿はINIなどでも行われてダンスレベルの向上が取り組まれている
またLAPONEの練習生が「【INIファンミーティング見学】半年ぶりの再会|LAPONE BOYS」で、半年ぶりにINIのメンバーと再開した動画では、韓国へ向かうことを報告している。
おそらくこのような流れから韓国へ向かうのは、ダンスレベルの強化を目的と推測される。
社長の発言でも海外進出も本格化させる様子。
海外進出も常に考えているところに22年は”とある国”へ向けて YouTube などを活用した戦略を進めています。
日経エンタテインメント! 2022年3月号
日本でも注目が集まるオーディション番組
Produce101シリーズは、2019年にの投票操作が発覚。製作陣が逮捕される事態にまで発展し、韓国では開催が難しく、名前を変えて別のオーディション番組が開催される。
ユヨンがオンライン投票の強者である理由は? 「放課後のときめき EP.10」 鑑賞会という動画では「プロデュースで操作が明らかになって以降、オーディション番組に関心がかなり減ったようです」と語られている。
INIがハーフミリオンにも達し、グローバルを目指すとしている。
中国版のProduce101である創造営(そうぞうえい)は、票が付属していたヨーグルトが大量に購入されるも、ヨーグルトだけ破棄する事が社会問題となり規制が入る。
投票というシステムが、選挙を連想させたり、個人崇拝を連想させる内容から、政府からも目をつけられたのも関係しているとも言われている。
このような事から、ますます日本での環境整備を強化していくことと予想される。
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