『田鎖ブラザーズ』第8話ネタバレ考察:もっちゃんの裏切りと切ない

金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』第8話見ましたか!?正直言って、今回はドラマ史に残る最高傑作の“神回”だったんじゃないでしょうか。

私はもう、見ながら号泣してしまいました…。SNSでもトレンド入りするなど、本当に大きな反響を呼んでいますね。

特にあの銭湯のシーン……。田鎖真(岡田将生)、稔(染谷将太)、そしてもっちゃんこと茂木。家族以上の絆で結ばれた3人が、お互いの秘密や想いを抱えたまま湯船に浸かり、涙をお湯で誤魔化すあの姿。胸が締め付けられるほど切なくて、やりきれない感情になりましたよね。

被害者と加害者という残酷な関係になってしまった彼らの人間ドラマに、思わず見入ってしまいました。

しかし、感傷に浸ってばかりはいられません! 第8話のラスト、もっちゃんがまさかの遺体となって発見されるという衝撃の結末を迎えました。

そして、真の元にはもっちゃんの名前で拳銃が送られてくるという謎すぎる展開……!

今回は、以下の気になるポイントについて徹底的に深掘りして考察していきたいと思います!

・もっちゃんが本当にご両親を殺害した「実行犯」だったのか?
・ラストのもっちゃんの死は自殺?それとも他殺?
・小池俊太や足利晴子に隠された裏の顔とは?

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目次

もっちゃん(茂木)は本当に「真犯人」なのか?

まずは最大の焦点、もっちゃんが田鎖兄弟の両親を殺害した真犯人なのかどうか、という点についてです。

劇中で真と稔は、もっちゃんの背中に「金属熱傷の白い斑点」があるか確かめるため銭湯に誘いました。

結果として、背中にその痕はなし。「辛島金属工場の火災発生時に、爆発現場にいなかった」ことが証明されました。

さらに、津田の取材ノートには「立ち退きをやめさせる代わりに、密造のトラブルを店(町中華)の息子が片付けることになった」という衝撃の記述が。

これらを繋ぎ合わせると、「もっちゃんが実行犯確定だ!」と思ってしまいますよね。

ただ、ここで少し立ち止まって考えてみてください。 私は、もっちゃんは「何らかの形で事件に加担させられた」のは事実でも、「両親に直接手を下した実行犯ではない」と考えています。

もっちゃんの「性格と不器用さ」に注目

もっちゃんの母・茂木カルさんが回想シーンでこう言っていました。 「この子は昔から不器用で、簡単な足し算の宿題にも1時間も2時間もかかっていた」と。

一方、田鎖夫婦の殺害現場はプロの犯行を思わせるほど、短時間で一発で急所を突いて絶命させています。あんな不器用で優しいもっちゃんに、そんな手際の良い冷酷な殺人ができるでしょうか?絶対に無理ですよね!

津田のノートに隠された「トラブルを片付ける」の真意

「トラブルを片付ける」という言葉は、必ずしも「殺し」を意味するとは限りません。

もっちゃんは火傷を負っていましたが、金属熱傷ではありませんでした。これはもしかすると、五十嵐組から別の指示を受けていたのではないでしょうか?

・消防隊の到着を遅らせるために、別の場所に放火する役割だった ・そこで火傷を負った

こう考えれば辻褄が合います!もっちゃんは兄弟に疑われていることに気づきながらも一切の弁明をしませんでした。

「もう終わりです」という言葉は、自分の罪(放火などの加担)を認めつつも、誰か(本当の真犯人や黒幕)を庇っていたからではないでしょうか。

もっちゃんの死は「自殺」を偽装された「他殺」

次に、第8話のラストで描かれたもっちゃんの死についてです。 結論から言うと、もっちゃんの死は自殺ではなく、何者かによる「他殺」であり、口封じだと考察します。

死の直前の行動に感じる違和感

警察の解剖(変死体としての扱い)に回されていることからも事件性が高いですが、何より決定的なのは「もっちゃんの死の直前の行動」です!

亡くなる前、もっちゃんは不動産屋らしき人物に頭を下げ、机の上に以下のものを置いていました。 ・お店の権利書 ・高齢者向け施設「日風苑」のパンフレット

彼は、お店を売却して、母・カルさんを施設に入れるための資金を用意しようとしていたんです!

これは、自殺する前の最後の準備だったとも取れますが、もし自ら命を絶つつもりなら、お母さんの今後の生活環境をしっかりと整え、入所の手続きなどをすべて終わらせてからにするはず。

あの中途半端なタイミングで自死を選ぶとは到底思えません。

真の元へ送られた拳銃の謎

そして、真の元に送られてきた「もっちゃんの名前が書かれたダンボールと拳銃」

もっちゃんは、田鎖朔太郎の作ったロボットのおもちゃから持ち出したあの密造銃を、すでに辛島フミに渡していたはずです。それなのになぜ、もっちゃんの名前で真に送られてきたのか?

これは、本当の黒幕がもっちゃんを殺害し、すべての罪をもっちゃんになすりつけるために「名前を勝手に使って」真に送りつけたとしか考えられません!

もっちゃんは事件の真相を知る人物だったため、真たちにすべてを話す前に消されてしまったのです。

辛島夫妻は本当に悪人なのか?

では、もっちゃんに銃を隠すように指示し、五十嵐組と繋がっていた辛島夫妻が黒幕なのでしょうか? 私は、辛島家もまた「悲しき被害者」の一人だと考えています。

第4話で触れられた通り、フミは足の治療のために高額な手術費を必要としていました。

夫は、妻の足を治すために仕方なく五十嵐組からの「銃の密造」という裏仕事に手を染めてしまった可能性が高いです。

そして彼らはもっちゃんの母・カルさんを従業員として雇い、経済状況を知って助けようとしていました。

第8話でフミがもっちゃんの手を握り、「みんなの幸せは変わらない」と言ったシーン。

もし彼女が冷酷な黒幕なら、あんな愛情のある接し方はしません。辛島家もまた、権力や暴力団の犠牲となり、後戻りできなくなってしまった人たちなのだと思います。

警察内部の闇…小池俊太の怪しい行動と笹岡隆弘の関係

となると、怪しいのは警察関係者です。岸谷五朗さん演じる小池俊太係長、今回ものすごく怪しい動きをしていましたよね(笑)。

「小池、お前が黒幕だろ!」と言いたくなる悪役ムーブ

真と稔の家に上がり込んで、津田のノートだけでなくパソコンごと持ち去ってしまう強引さ。

「関係ねぇだろ!」と兄弟を指差す姿は、視聴者全員が「小池、お前が黒幕だろ!」とツッコミを入れたくなるほどの悪役ムーブでした!

ただ、小池係長が真に対して「是非曲直(ぜひきょくちょく)」と言い、「知らなくていいことがある…」と言葉を続けたシーン。

あれは津田のノートを見て、「もっちゃんが犯人だ」と思ったからこそ出たセリフに聞こえました。

笹岡への宣戦布告?小池の真意とは

小池はかつてエリートだったのに、なぜ今も所轄の刑事を続けているのか?

公園で先輩刑事の笹岡隆弘に会った際、小池は深くお辞儀をしていました。

笹岡は五十嵐組と繋がって情報を漏洩していた張本人です。当時の小池は、笹岡が警察上層部や暴力団と癒着していることを知っていたけれど、若かったため隠蔽に加担するしかなかったのかもしれません。

あるいは、笹岡自身も潜入捜査的に五十嵐組と行動して組を潰す証拠を集めていたが、警察の上層部に切り捨てられたという可能性もあります。

小池が笹岡に「まだあの事件は終わっていません」と告げたシーンは、証拠隠滅の報告ではなく、「俺はまだ真相究明を諦めていないぞ」という宣戦布告にも聞こえます。

真と稔は両親が殺された真相を追っていますが、小池もまた当時の真実を追っているのかもしれません。

真たちから取り上げた津田のノートも破棄せずにまだ持っているのでは?

「真たちにはもうこれ以上苦しんでほしくない。俺が解決する…」と考えているのだとしたら激アツですよね!

殺人事件は時効だとしても、銃の密造が新たに発覚したとなれば再捜査は可能なはずです。

足利晴子が事件の夜、田鎖家の前にいた本当の理由

そして最後に、絶対に見落としてはいけないのが「足利晴子(井川遥)」の存在です!

点と点が繋がる!父親の死と密造銃の因果

1995年4月26日の夜、当時高校生だった晴子は、なぜ田鎖家の家の前を歩いていたのでしょうか。偶然とは考えにくいですよね。

ここで重要なのが、晴子の父親が「漁師」だったという事実です。 一方で、田鎖朔太郎(兄弟の父)は密造された銃を「港」に運んでいました。

・朔太郎が港に運んだ銃を、晴子の父親が船で各所に運搬していたのではないか? ・もしくは、晴子の父親が密造銃の運搬を目撃してしまったのではないか?

津田のノートにあった取引トラブルに、晴子の父親が深く関わっていた可能性があります。

そのトラブルが原因で晴子の父親が命を狙われ、亡くなった(殺された)のだとしたら……。 晴子は父親から事情を聞き、仇である朔太郎の様子を伺うため(もしくは殺すため!?)に、あの日田鎖家の前にいたのかもしれません!

晴子は、もっちゃんや辛島夫妻が田鎖家の死の真相に関わっていたことを知り、さらに田鎖両親の死に自分の父親が関わっていたことまで知ってしまった。

晴子もまた親を失った被害者であり、この事件の深い闇に関わる最重要人物の一人です。犯行当時10代で「少年法」が適用される彼女の存在は、今後の展開に大きく絡んでくるはずです!

まとめ:被害者と加害者が織りなす切なすぎる人間ドラマ

いかがだったでしょうか。 今回は第8話の直後考察として、もっちゃん偽装殺人説、辛島家の事情、小池係長の真意、そして晴子の秘密についてお話ししました。

プロデューサーが「犯人がいるということは、そこに動機がある。その動機が生まれたということは、そこに愛があるのではないか」と発言していた通り、真と稔は親を殺された憎しみを抱いて生き、もっちゃんも母親のために罪を犯し、母を思って死んでいく。まさに「家族と家族の物語」です。

切ないのは、被害者と加害者がまるで家族のようになってしまったこと……。

単なる「犯人探し」のミステリードラマの枠を超え、追い詰められた人間の弱さや切なさを描いた『田鎖ブラザーズ』。考察系の仮面を被った、本当に骨太なヒューマンドラマですよね。

もっちゃんを失った真と稔が、この悲しみとどう向き合い生きていくのか。残された時効の問題はどう着地するのか。最終章となる次回以降も絶対に目が離せません!

正直、今回の件はただのエンタメニュースやゴシップじゃ済まされないレベルの「闇」と「経営のリアル」を感じて、調べれば調べるほど鳥肌が止まらない…!

キャスト・主要人物・スタッフ・主題歌

田鎖真(たぐさり まこと) 演 – 岡田将生(幼少期:野田悠月)
田鎖稔(たぐさり みのる) 演 – 染谷将太(幼少期:金子拓真)

周辺人物

宮藤詩織(くどう しおり) 演 – 中条あやみ
石坂直樹(いしざか なおき) 演 – 宮近海斗
田鎖朔太郎(たぐさり さくたろう) 演 – 和田正人
津田雄二(つだ ゆうじ) 演 – 飯尾和樹(ずん)
辛島貞夫(からしま さだお) 演 – 長江英和
竹内恵美(たけうち めぐみ) 演 – 赤間麻里子
桐谷千佳(きりたに ちか) 演 – 内田慈
神楽健介(かぐら けんすけ) 演 – JP
茂木幸輝(もぎ ゆきてる) 演 – 山中崇
辛島ふみ(からしま ふみ) 演 – 仙道敦子
足利晴子(あしかが はるこ) 演 – 井川遥
小池俊太(こいけ しゅんた) 演 – 岸谷五朗
日向伸也(ひゅうが しんや) 演 – 池下重大
茂木カル(もぎ かる) 演 – 三谷侑未
田鎖由香(たぐさり ゆか) 演 – 上田遥

スタッフ

脚本 - 渡辺啓
演出 - 山本剛義、坂上卓哉、川口結
音楽 - 富貴晴美
主題歌 - 森山直太朗「愛々」(ユニバーサル ミュージック)
撮影監督 - 宗賢次郎
撮影 - 加藤春日
警察監修 - 鳴海達之
法医学監修 - 鵜沼香奈
プロデュース - 新井順子
編成 - 高柳健人、吉藤芽衣
製作 - TBSスパークル、TBSテレビ
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