TBS系金曜夜10時から放送中の大人気ドラマ『田鎖(たくさり)ブラザーズ』。
第8話……いやあ、皆さん、本当に辛かったですよね。私も見終わった後、しばらく立ち直れないくらい感情がぐちゃぐちゃになってしまいました。
これまでずっと怪しいと思いながらも、どこかで「もっちゃんだけは違うと信じたい」と願っていた視聴者の方も多かったのではないでしょうか。
しかし、あんなに優しかったもっちゃんが、まさかあんな結末を迎えてしまうなんて……。本当に涙なしでは見られない衝撃の回でした。
今回は、そんな絶望と涙の第8話に隠された数多くの伏線と、残された謎について、徹底的に深掘りしていきたいと思います!
今回お話しするメインテーマは、大きく分けて以下の4つです。
- もっちゃんは本当にご両親を殺害した真犯人なのか?
- もっちゃんの死の真相。自殺ではなく他殺である決定的理由
- 1995年の密造トラブルの全貌と、ロボットに銃が隠されていた本当の理由
- この物語の真のラスボス。「晴子」黒幕説について
かなり濃い内容になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください!
もっちゃんは本当に「真犯人」なのか?首謀者ではないと断言する理由
第8話で、誠と稔たちに疑われていることを悟りながらも、もっちゃんは一切の弁明をしませんでした。
「もう終わりです」とだけ言い残し、自らが手を下したことを認めるような態度……。
これを見て、「ああ、やっぱりもっちゃんが実行犯だったんだ」と絶望した方も多いはずです。
しかし、本当に彼が単独で全ての計画を立てて実行した「真犯人」なのでしょうか?
もっちゃんは「実行犯」あるいは「事後従犯」の可能性はあっても、絶対に「首謀者」や「真犯人」ではないと強く推測しています。
プロの犯行と、不器用すぎるもっちゃん
作中の回想シーンで、母親のカルさんが「もっちゃんは子供の頃から不器用で、簡単な足し算の宿題にも1時間も2時間もかかっていた」と語る場面がありました。
あんなに不器用で心優しい彼が、大人2人の急所を正確に、しかも短時間で一発で刺し殺すような、まるでプロの暗殺者のような犯行が可能でしょうか?
田鎖夫妻の殺害方法は非常に手際が良く、無駄がありませんでした。これは明らかに荒事に慣れた人間の犯行、つまり五十嵐組のようなプロの仕業だと考えるのが自然です。
「金属熱傷」の不在から見えてくる仮説
では、もっちゃんは事件当日、何をしていたのか?ここで重要なポイントを整理してみましょう。
- 仮説1:到着時にはすでに殺害(または昏睡)されていた あんかけ焼きそばのお酢に睡眠薬や毒が混入されており、もっちゃんが到着した時にはすでに意識がない、もしくは息絶えていた可能性があります。
五十嵐組に「とどめを刺せ」と脅され、震える手で刃物を突き立てたのかもしれません……。 - 仮説2:別の場所で「囮」にされていた もっちゃんの体には、工場火災の前半に起こるはずの「金属熱傷」の白い痕がありませんでした。
つまり、爆発の瞬間、彼は工場にはいなかったことになります。別の場所で囮の放火を行い、消防の到着を遅らせる役割などを担わされていたと考えられます。
もっちゃんが罪に加担させられた動機は、五十嵐組や笹岡から「母親の命」や「お店の立ち退き」を人質に取られていたからでしょう。
津田のノートにも「立ち退きをやめさせる代わりに、密造のトラブルを店の息子が片付けることになった」とありました。
もっちゃんは、愛する母親とお店を守るために、地獄のような決断を下さざるを得なかったのです。辛すぎます……。
もっちゃんの死の真相。自殺ではなく「他殺」である決定的理由2選
次に、第8話のラストで描かれた、もっちゃんの死について。彼は自宅から遠く離れた金沢区で「変死体」として発見されました。
結論から言うと、もっちゃんの死は「自殺」ではなく「他殺」、つまり自殺に偽装されて殺されたのだと断言できます!
その理由は大きく2つあります。
① 不動産屋との接触と、残された「母親への想い」
もっちゃんは死の直前、不動産屋らしきスーツの男性に頭を下げていました。そして机の上には以下の2つが。
- お店の権利書
- 高齢者向け施設のパンフレット
これは間違いなく、お店を売却して、母親のカルさんが施設で安心して暮らせる費用を工面しようとしていた証拠です。
自ら命を絶つつもりなら、母親の生活の保証を中途半端な状態にして投げ出すでしょうか?
不器用ながらも母親想いの彼が、そんな無責任なことをするはずがありません!
彼は「自分に危険が迫っている」ことを予感し、最悪の事態に備えて急いで準備を進めていたのだと考えられます。
② 真に届いた「改造銃」と「手紙」の不自然さ
もっちゃんは、稔のマンションのロボットの中から盗み出した銃を、一度辛島フミに渡しています。
しかし、その銃がなぜか「もっちゃんからの指定日配達」として、遺書のような手紙と共に誠の元に届きました。
これはどう考えてもおかしいですよね!
犯人側(フミや五十嵐組)がもっちゃんを殺害した後、「もっちゃんが罪を苦にして自殺した。
彼が全ての犯人だった」というストーリーを警察や田鎖兄弟に信じ込ませるために、銃と手紙を偽装して送りつけたのだと考えられます。
もし、もっちゃん自身が殺されることを悟って機転を利かせ、事前に誠宛に発送していたのだとしたら、それは彼の「最後の抗い」だったことになります。
しかし、「変死体」として発見された状況からも、彼が何者かの手によって口封じされたのは間違いありません。
1995年の密造トラブルと、ロボットの銃の謎
そもそも、全ての発端となった「1995年4月13日の密造トラブル」とは何だったのでしょうか。
当時、辛島金属工場は五十嵐組(特にアギという人物)から改造拳銃の密造を請け負っていました。
しかし、4月13日の取引が予定より早まってしまい、工場長の辛島貞夫が急いで製造した結果、「不良品」が混ざってしまった。これがトラブルの引き金です。
朔太郎の恐怖と、もっちゃんへの絶対的な信頼
誠の父・朔太郎は、返品された不良品を工場に持ち帰り、誠のおもちゃの「ロボット」の中に隠しました。
なぜ、あんな危険なものを子供のおもちゃに?
それは、朔太郎自身が「いつ五十嵐組に口封じで殺されるか分からない」という恐怖を抱えており、いざという時の「証拠」として残すためだったのでしょう。
ここで鳥肌が立ったのは、もっちゃんが「ロボットの中に銃があること」を迷わず知っていたという事実です!
これは、朔太郎が生前、もっちゃんに対して「もし自分に何かあったら、あのロボットの中を見てくれ」と託していたからではないでしょうか。
朔太郎ともっちゃんの間に、私たちが想像する以上の深い信頼関係があったことが伺えます。
また、辛島夫妻も完全な「悪人」ではありません。銃の密造はフミの足の怪我の高額な治療費のためであり、カルさんを雇っていたのももっちゃんの家を経済的に助けるためだったはずです。
彼らもまた、笹岡や五十嵐組といった絶対的な悪に搾取された被害者なのだと思います。
【最大の衝撃】「晴子」黒幕説
さて、いよいよ今回の考察の最大の目玉です。 このドラマの真の黒幕、それは……井川遥さん演じる「晴子」ではないか、という恐ろしすぎる説です!
これまでも怪しい動きが多かった晴子ですが、第8話の彼女のセリフには、ラスボスであることを決定づけるようなゾッとする伏線が張られていました。
真への問いかけと、裏社会との繋がり
さらに、港での誠と晴子の会話シーン。
晴子は真に「それでもまだ続ける?もっと苦しむことになっても」と問いかけました。
真がこれ以上真相を追及して「もっと苦しむこと」。それは、自分が親代わりのように慕ってきた晴子自身が、事件の黒幕であったと知ることに他なりません。
彼女は誠が自分にたどり着くことを予感しており、その時の真の絶望をわかっていて、あんな発言をしたのだと思います。
晴子と五十嵐組の繋がりは第1話から仄めかされていました。
- 「掃除屋」の情報を知っている
- 裏社会の人間と電話で直接やり取りできる
- いつも港で釣りをしている(海上の密輸ルート「瀬取り」の監視・管理?)
当時中学生だった晴子が実行犯だとは思いませんが、現在の彼女は五十嵐組の中枢に近い位置におり、小池刑事に疑惑の目を向けさせるなど巧みに情報操作を行っています。
田鎖兄弟にとって、もっちゃんの裏切り以上に心をえぐられる最大の衝撃は、「晴子の裏切り」となるはずです。
皆さんの愛あるコメントに感涙!一緒に考察を深めましょう
前回の動画にも熱いコメントをたくさんいただき、本当にありがとうございます!
皆さんの『田鎖ブラザーズ』への深い愛と、もっちゃんへの想いがひしひしと伝わってきて、私もコメントを読みながら思わずウルッときてしまいました。
今回の記事では書ききれなかった皆さんの素晴らしい考察や感想については、別立ての「コメント返し&深掘り考察動画」などでもどんどんピックアップしていきたいと思っています!
皆さんは、晴子黒幕説についてどう思いますか?そして、もっちゃんが最後に残したメッセージの本当の意味は何だったのか……?
キャスト・主要人物・スタッフ・主題歌
田鎖真(たぐさり まこと) 演 – 岡田将生(幼少期:野田悠月)
田鎖稔(たぐさり みのる) 演 – 染谷将太(幼少期:金子拓真)
周辺人物
宮藤詩織(くどう しおり) 演 – 中条あやみ
石坂直樹(いしざか なおき) 演 – 宮近海斗
田鎖朔太郎(たぐさり さくたろう) 演 – 和田正人
津田雄二(つだ ゆうじ) 演 – 飯尾和樹(ずん)
辛島貞夫(からしま さだお) 演 – 長江英和
竹内恵美(たけうち めぐみ) 演 – 赤間麻里子
桐谷千佳(きりたに ちか) 演 – 内田慈
神楽健介(かぐら けんすけ) 演 – JP
茂木幸輝(もぎ ゆきてる) 演 – 山中崇
辛島ふみ(からしま ふみ) 演 – 仙道敦子
足利晴子(あしかが はるこ) 演 – 井川遥
小池俊太(こいけ しゅんた) 演 – 岸谷五朗
日向伸也(ひゅうが しんや) 演 – 池下重大
茂木カル(もぎ かる) 演 – 三谷侑未
田鎖由香(たぐさり ゆか) 演 – 上田遥
スタッフ
脚本 - 渡辺啓
演出 - 山本剛義、坂上卓哉、川口結
音楽 - 富貴晴美
主題歌 - 森山直太朗「愛々」(ユニバーサル ミュージック)
撮影監督 - 宗賢次郎
撮影 - 加藤春日
警察監修 - 鳴海達之
法医学監修 - 鵜沼香奈
プロデュース - 新井順子
編成 - 高柳健人、吉藤芽衣
製作 - TBSスパークル、TBSテレビ







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