2022年12月13日(火)に開催されたアジア最大級のライブイベントAsia Artist Awards(アジアアーティストアワード)に出演したBE:FIRST(ビーファースト)を巡って物議を醸している。
イベントP、ボイストレーナー、ダンサーなど様々な人の見解をまとめた
世界進出に大きく期待されたイベント
BE:FIRSTはそもそも立ち上げ時から、目標が「日本から世界で活躍できるボーイズグループをつくること」であり、多くのK-POPアーティストが出演するイベントに参加することで、世界進出の足掛かりになるとも思われ、BESTY(ベスティ / BE:FIRSTのファン呼称)の方々を中心に大きな期待を寄せられていた
だが、いざパフォーマンスが開催されると多くの方から「声が小さい」「音が変」と指摘する声が上がった。これらに関して、当初はBE:FIRSTの表現力を疑問視する声が海外などでも上がっていた
今回のパフォーマンスに関して、彼らの表現力ではなく、音響設備などを巡り、各種YouTuberなどで議論が巻き起こっているので紹介していく
カミちゃんのイベント実行委員会
YouTube「カミちゃんのイベント実行委員会」チャンネルではイベントPをやられていて、今回のイベントに関して「【BE:FIRST】AAAの音響は何故良くなかったのか?イベントPの観点で徹底解説」という動画で、私見を述べている
「自分も気になる点が大きくワケて三つぐらいありました」(動画33秒頃)と指摘
1.終始アカペラっぽく聞こえた
2.マイクによって音のバラつきがある
3.迫力がない
「じゃあ何でこれが起きてしまったのかっていう、理由とかがわからないと少しはモヤモヤするじゃないですか」と続け、その理由にイベントPなりの仮説を立てていた
本題に入る前に大前提のお話(動画55秒頃)
「会場のスピーカーを調整する人と配信を管理するオペレーターの人が違うんですよ」と会場と配信で違う人が調整をしていると説明
「調整する機会をPA卓とよび、配信卓ではバックミュージックとかだったり、マイクの音だったり色々音を調整するものがあって、会場の卓とは別にしている、だから会場ではまったく問題なく聞けているけど、配信でめっちゃ音が聞きづらい事は全然ある」とした
1.終始アカペラっぽく聞こえた(動画1分52秒頃)
「出だしのマナトの音がちっちゃくて、何でだろうと前のアーティストさんを見たら、多分ですけど、前のアーティストさんが大きい声量で歌い上げてたんですよ、そのパフォーマンス自体は素晴らしかったんですけど」と前置きし
「たぶん配信のオペレーターの方が、『リハより音大きいな、ちょっとマイクの音を下げないと』となって、『少し下げよう』となって下げる」となる
そこから「BE:FIRSTの出番になり、『下げてたの忘れてた』となりマイクの音を上げる、バックミュージックは小さなままで、小さく聞こえる」となったと見解を述べた
ここで、疑問があるのは「なぜあげなかったのか?」それに関しても解説していた「配信のオペレーターさんが「このくらいが丁度いい」と思う音と「実際に配信されてる音って違って聞こえることがあるらしくて、これが「のぼり」と「くだり」という概念なんですけど」とし、「配信のオペレーターさんは悪気なく『これで良いんじゃないかな?』ってなってしまった」として、トラブルに悪意などではないとしている
普通は配信の音だけを聞くオペレーターがいて調整するが、今回はコスト的な事でなかったかもとしていた。
2.マイクによって音のバラつきがある(動画4分29秒頃)
配信の音をどうやって拾っているかを解説した
3種類ぐらいとし
・ハンドワイヤレスマイク(アーティストが歌うマイク)、これは直接音が配信と繋がっている
・観客に向けたマイク、拍手や歓声を拾うマイク
・天井に釣ってあるマイク、会場全体の音を拾うマイク
「音声のばらつきってものに関してはマイクの問題じゃないと思うんですよってことはBE:FIRST7人それぞれの音量の調整なんじゃないかなって思うんです」リハの時に調整したはずが、ズレてしまったとし「知り合いのPAさんに聞いたんですけど」とし「配信オペレーターさんの技術が大きい」とした
3.迫力が伝わらない
「マイクの音をそのままでバックミュージックを流すっていう展開がねミキシングが多かったんじゃないかな」臨場感は会場の反響音、エコー、観客のザワザワってしたので決まるんで、それをあんまりチョイスしてなかったのでアカペラっぽく聞こえる見解をだした
これらは「会場にいたんじゃないんで、想像で話しています」ともしている
【BE:FIRST】AAAの音響は何故良くなかったのか?イベントPの観点で徹底解説
https://www.youtube.com/watch?v=wI21NSGByC4
カンジちゃんねる
「カンジ【KANJI】」チャンネルでは、「BE:FIRST AAA2022でのパフォーマンスについて正直な感想。音響不具合や生歌についても解説します」で配信し、ボイストレーナーの立場として今回のイベントを話した
「正直言うと悔しい(1分18秒頃)」とし「音響の状態が良くなかったんじゃないか」とし「ただね、僕がねボイストレーナーの立場として言わせていただきたいのは、今回、マジで歌うまかった、スゴイうまかった(1分46秒頃)」と「わかる人はわかるんじゃないかな」とBE:FIRSTに称賛を送った
「最初歌が入りそびれて、おや?という感じはありましたね(5分50秒頃)」続けて「ただその後のマナティー(マナト)がうま過ぎる(6分3秒頃)」として「バックの音が小さかった」と指摘「明らかにその後のNewJeansさんの演奏からオケの音量が上がっていた」と音の違いを話した
「スキズさん(StrayKids)やランページさん(THE RAMPAGE)とかもあんまり音の状態はめっちゃいいって状態ではなかったんですけど、とにかくBE:FIRSTさんはバックのトラックがちょっと小さかった(6分30秒頃)」とした
「そこの音量が小さくてマイクの音が浮いて聞こえて、ボーカルだけが聞こえて、人によってマイクのりの部分であったりとか、マイクの調子が悪いんじゃないかと聞こえたんじゃないか(6分48秒頃)」と指摘した
また「ソウタくんがそうとう歌がうまくなっていません?(7分28秒頃)」とし、ソウタは、もともと息を使いながら子音を立てていくラップスタイルだと息が先行しすぎて入りづらいっていう部分がある気がするんですけど、かなりソウタくんの地声成分が強くなりマイクのりが良くなったと述べた
レオが一番歌うのが難しい部分を、裏を取っていく歌いかたが、ものすごくうまくなっている(11分6秒頃)と指摘された
「ものすごくピッチ良かったし、歌はめちゃめちゃうまくなっている(15分39秒頃)」とした。
「マイクで歌うじゃないですか、そうしたらPA卓って所に音が届くんですよPAさんっていう音響の技術者がいるんですよ(17分33秒頃)」ライン音源やライン撮りと言ったりする行為で、PA卓から映像で見ている人は聞いていると説明し、テレビなどでは音圧が削られてから届けられる事で、現場で聞く音との「音圧が全然違います」とした
イヤモニに関しても語った(19分25秒頃)お客さんの声が聞こえたり音が反響して聞こえてしまうので自分の歌っている声と、歌っている音楽を聞くためにイヤモニをつけているとし、現場では、遮蔽的な空間で立体的に音は聞こえないとした。
BE:FIRST AAA2022でのパフォーマンスについて正直な感想。音響不具合や生歌についても解説します
https://www.youtube.com/watch?v=4M98LW-A8Lc
ARATA DANCE SCHOOL
「ARATA DANCE SCHOOL」チャンネルでは2022/12/13に配信された「BE:FIRST 2022AAA出演!音響不具合で生歌に厳しい反応も。感想戦!」でAAAに関して話した
「色々言いたいことは解る気はするんですけどね(動画2分13秒頃)」とし、「僕らが配信で聞いてる音と、現場で流れている音は多分違いますね(動画2分58秒頃)」とした
「(AAAの)最後にIVEのユジンちゃんがスピーチしていたのがまさにそれ」とし、スイッチャーで調整して、配信用に多分流していると現場で聞いてる音がたぶん違うと推測し、配信を見てる人には音が小さくて取り分け違和感があったのではないかとも指摘した
チャットでも現場は良かったとコメントされ、それに続き「前回のMAMAやMMA(Melon Music Award)などのアワード系はだいたいこんなものですね(動画4分39秒頃)」と述べ「今回始めてこういうのをみられたBESTYさんもいると思われるんで、音響とか、写されてないというのはあるあるですね(4分52秒頃)」とし、そんなに気にしなくても大丈夫とした
BE:FIRST 2022AAA出演!音響不具合で生歌に厳しい反応も。感想戦!
https://www.youtube.com/watch?v=Xmfr5tJssuk
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