8月14日に元モーニング娘。で歌手・タレントの道重さゆみさんが東京・Zepp Diver Cityでのライブを終え芸能界を引退しました

芸能生活22年お疲れ様でした
今回は道重さゆみさんの芸能人引退をお伝えします
引退理由――「強迫性障害」との闘いがもたらした決断
道重さゆみさんが芸能界を引退した大きな理由は、「強迫性障害(OCD)」との闘いでした
彼女自身が公式ブログで、ここ数年、舞台を降りたあとの不安感や恐怖心に度々悩まされていたことを明かしています
2023年末に診断されて以降、できる仕事の幅が徐々に狭まり、自分の中で「もうできなくなるかもしれない仕事が増えてきた」と強く感じるようになったといいます
実際、強迫性障害は安心したいがために繰り返す行動が、かえって不安を増幅させるという厄介な側面があり、本人も「自分から不安を探しに行ってしまうような苦しい時間が続いていた」と告白しています
安心したいという気持ちから始まった行動が、逆にまた新たな不安につながってしまうループに悩まされ
「どうしても止まらず、敢えて自分から不安を探してしまっているような感覚」で苦しい時間が続いたと吐露しています
その結果、芸能活動を続けていくことの限界を感じ、会社とも何度も相談を重ねた末の決断でした
ファンと歩んだ22年間――輝かしいキャリアの軌跡
2003年にモーニング娘。の6期メンバーとして加入し、2012年には8代目リーダーにも就任
グループ最長の在籍日数を誇り、卒業後も歌手やタレントとして多彩な活動を見せてきました
道重さゆみさんのキャリアでは、2012年にモーニング娘。の8代目リーダーに就任します
グループを再ブレイクへと導いた時期です
それまでグループは人気低迷期にありました
彼女は「かわいさ」や「ナルシストキャラ」の開拓など独自のスタイルを確立し、後輩メンバーの育成やフォーメーションダンスを軸にしたパフォーマンス改革で人気を呼び戻しました
実際、道重さんのリーダーシップのもとで、モーニング娘。は5作連続でオリコンチャート1位を獲得という快挙を達成します
彼女自身もグループ最長在籍記録(4329日)を持つなど、その影響力の大きさがうかがえます
また、常に有言実行の姿勢を貫き、「リーダーになりたい」「グループとして巻き返したい」という思いを公言します
その言葉どおり成果を実現した点が、多くのファンやアイドル関係者からも高く評価されています
その22年間は常に「かわいさ」と「プロ意識」を全面に出し、多くのファンから支持を受けてきた期間でした
特に最後のライブツアーでは「ピンクに染まった景色が幸せだった」と語るなど、ファンとのつながりを何よりも大切にしていた姿勢が、多くの人々の記憶に残っています
引退発表の際も、ファンへの感謝と共に「一人一人の笑顔や涙が本当に愛おしかった」と心からの思いを伝えました
不安が積み重なり「限界」を自覚したといいます
会社とも繰り返し相談を重ねた結果、「これからの自分を大事にしたい」という思いから、芸能界引退という決断に至りました
引退後の道重さゆみ――これからとファンへのメッセージ
道重さゆみさんは引退後、芸能活動から完全に身を引く形となりましたが、ブログやSNSでのメッセージを通じて、改めてファンへの思いを強く発信しています
「みんな、ごめんね、そしてありがとう。永遠に…好き」という直筆の言葉からも、彼女の感受性と誠実さがにじみ出ています
今後は自分の心と体を最優先に、自由に過ごす生活へとシフトしていくとみられます
多くのファンは「22年間アイドルとして輝き続けたことは本当にすごい」「推せて幸せだった」と惜しむ声を寄せており、道重さんが自身の人生を大切に歩めることを願っています
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